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独り生まれて独り死すとか《・∀・》カタカタ 言わない。とりあえずこのblogはコラコラ問答をアレしたりとか、日記を垂れ流したりするアレな所です。
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過去四半世紀にわたって最悪ともいえる非道い内容のアニメをGYAOでやってるってんでちょっと見に行ったら、本当に「うぉまぶし」だった。

てめぇこんなひどい状態でなにができるんだ、とか思って、他ジャンルをチェックしてたら
「狗神」
があったので、口直しになるかなーなんて思いながら見たわけだが。

原作は読んでなかったんだが、まぁどうだろうなぁと思いつつPLAYボタンを押してみた。
坂東眞砂子原作の映画として「死国」の悪い悪寒がして、放映当時は食指が動かなかったわけだがw


なんか天海祐希と渡部篤郎のアレが無駄に得ろ狩っただけだったな。

というか、筋としてはいいと思ったんだけども。物足りなさだけが残るという感じか。

狗神のせいなのかなんなのか、天海祐希の役が最初老けてて、渡部篤郎と出会うところから若返っていく設定があるんだが、画面が暗くて最初そんなに老けてるってわからなかったからw、インパクトに欠け。
ほんとは渡部篤郎は天海祐希の息子なんですっていう設定もどうにも違和感がでた。これは渡部よりもちょっと若い役者を使えばよかったのではないかと思う。血のつながってる父親役の役者さんと比べてもアレ。なんか年齢設定がいまいちっぽい。

最初はオカルトというよりも、人間描写やあるいは風景描写を主にした映画にしたのかなぁとか思ってた。狗神筋には実際はそんな力はなくって、単に被差別民であって、狗神は超自然的な存在じゃなくてもっと自然的なもの、みたいな。
そしたらいきなり、天海祐希をいじめた淡路恵子が皮膚が炭化したかのように真っ黒になって心臓麻痺ですよ。なんか唐突の感あり。

んで実際に怖いのは、狗神筋のよう被差別的存在ではなくて、それを本気で妄信している差別民のほうですよ。そういう風にもっていきそうな前フリはあったわけだ。
デビルマンでも「魔女狩りだー」ってとこが一番こわかった(もちろん漫画版な)
ところが、最後、注連縄の向こうから逃げてくる狗神筋の女子供を待ち構えている自警団のような男どもが、叩き殺しに行く描写があるかと思ったら、素通りですよ・・・。
一人気を吐いたのは、元猟師の爺さんで、これは渡部篤郎を撃ちよります。まぁ遠目に撃って終わりなんですがね・・・。

結局なにが描きたいのかという話で、なんだか中途半端な状態になっているようなアレ。


しかしまぁアレだ。
土佐の狗神って、犬じゃなかったと思うんだけど。ねずみみたいな小動物だったと(ry
狗神憑きの描写は普通に犬だったな・・・

これはもうだめかもわからんね。


原作ってどうなんだろうな・・・
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